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shiori

冨五郎さんへ

4/26(火) 嵐


冨五郎さん、お元気ですか?

原田豊秋さんやお仲間たちと今日はみんなで一杯、でしょうか。

朝早くにお墓参りに行かれた勉さんから、こちらの近況はお聞きしているかと思います。


ウクライナへの侵攻、冨五郎さんも歯痒い思いでいると思います。傍観者にしかなれていない状況からどうしたら脱せられるのか。

またここ数日は、知床観光船の遭難事故が本当に痛ましいです。突然高くなった3メートルの波。私もアルノからマジュロへ帰ろうとした外洋で、死にかけたことを思い出します。晴れていてもあっという間に波はうねり、引き返そうにも引き返せない。波より高くジャンプできず、波をかぶりながら進んだあの恐怖が蘇ります。冨五郎さんもウォッチェでの離島の行き来、荒れた波の日も、鏡のように凪いだ日も、よく走りましたね。


冨五郎さん、いま世界では第三次世界大戦ということばが飛び交っています。途方もない気持ちになるたび、思い出すのは冨五郎さんの日記です。

いつか英語でもほかの言語にでも訳されないかなぁ。

田中祐介さんの新著に収録されている論考、勉さんと読まれたことと思います。

いかがでしたか?わたしは日記の読み方がまたひとつ更新されたと思いました。

本田孝也さんの冨五郎日記の医学的考察につづき、多くの人に読んでほしいですね。

東北新幹線も復旧したので、またみんなでかどやの天丼を食べに行けたらいいなと思います。

シズエさん、豊秋さん、みなみなさまにどうぞよろしくお伝えください。


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